待婚期間ってなに?国際結婚する場合の婚姻要件における待婚期間とは!?

配偶者ビザ

国際結婚の条件は、当事者国の法律に従います。日本では次の条件が決まっています。

国際結婚の条件(日本)
  1. 満18歳以上であること
  2. 重婚でない
  3. 待婚期間が経過した後
  4. 近親婚でない
  5. 直系姻族間の結婚でない
  6. 養親子関係の結婚ではない
  7. 未成年の場合、父か母の同意がいる
  • 待婚期間とは、再婚禁止期間ともいわれています
    これは、民法により規定されています

待婚期間とは?

日本では、女性が再婚する場合、前婚の解消(離婚)または、取消(婚姻の取消)から100日を経過した後でなければなりません。

前の婚姻を終え、新たに婚姻したい場合、待婚期間を経過しないと再婚することができません。待婚期間は、再婚禁止期間ともいいます。

例えば、韓国には待婚期間はないため、韓国の法律に照らせば、「結婚できる」ということになります。しかし、国際結婚の実質的成立要件は「各人の本国法に従う」とされているので、日本国籍の男性と韓国籍の女性の婚姻で、女性が再婚である場合は、日本と韓国の両方の法律に適合する必要があり、日本の要件である「待婚期間が経過した後」でないと、結婚することができません。

よって、相手が韓国籍の場合、女性が離婚後100日が経過してから、結婚の手続きを進める、ということになります。