出資金の出どころはどう説明する?

日本で会社を設立、「留学」から「経営・管理」への変更申請を行い、追加資料が送られてきて「500万円の出資金をどう集めたのかを説明してほしい」と事情説明を求められたケースがあります。

たとえば、就労できない留学生が500万円を出資したとなると、出所を疑問に思われてしまいます。

数年間、日本で企業に勤務していた場合、貯金ということで簡単に説明できますが、就労できない留学生が500万円を出資したとなると、出所を疑問に思われます。明確にすべきは、500万円の出資金をどのように集めたかです。留学生であれば日本でのアルバイト、知人や友人からの借入れ、本国からの送金、親からの支援などいろいろな経緯が考えられます。

留学生の場合、親からの仕送りや贈与が多いですが、いつ、いくら送金されたのかを時系列にして、銀行通帳や振込明細などの確認資料も提出した方がよいでしょう。